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電気料金競争、高浜再稼働で過熱 各社安さ前面、関西電力は値下げ

  • 2016年2月2日
  • 09:48
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関電と各社の月額電気料金
関電と各社の月額電気料金

 4月の電力小売り全面自由化を前に、関西電力の供給エリアでも新規参入事業者らが家庭向け料金プランを相次ぎ発表し、価格やサービスの競争が熱を帯びてきた。各社は関電の現行料金よりどれだけ安いかを前面に出してPR。受けて立つ関電は、原発再稼働に伴って春にも値下げする方針を示し、防御を固める。

 各社の料金表などによると、全般に電気を多く使うほど今の関電に比べ割安になる仕組みだ。各家庭は、月々の使用量や生活パターンに合ったプランを選ぶ必要がある。

 関西に攻め込む東京電力は、3世代同居など使用量の多い家庭向けに「プレミアムプラン」を用意した。燃料費調整制度などによる毎月の変動を除くと、月間使用量が標準的な家庭の倍に当たる600キロワット時の場合、約1万4400円。関電の一般的な契約「従量電灯A」なら約1万8千円だ。

 東電は、首都圏の競争激化で新電力各社への顧客流出が不可避。越境して中部、関西の両電力管内で取り返したい考えだ。新電力が東電に支払う送電網の使用料収入も織り込み、電気を多く使う家庭に照準を合わせた。

 大阪ガスは、ガスと電気のセット割引を導入し、2年の長期契約でさらに値引きする。使用が月600キロワット時なら1万7100円程度となる。

 関電の通信子会社ケイ・オプティコムは、自社のインターネット契約を条件に、月600キロワット時で約1万6200円と関電より約10%安くする。

 月300キロワット時の標準的な家庭の場合、関電の従量電灯Aで月額8千円程度。大ガスはガスとセットで2年契約なら月額約7600円。東電と組むソフトバンクは、携帯電話などと組み合わせた「バリュープラン」で7400円ほどになる。

 対する関電はKDDI(au)と提携し、携帯電話とのセット割引で、当初1年間は月額料金の最大12%分を電子マネーで還元する。夜間の使用率が高かったり、使用量が多かったりすると割安になる、関電単独のプランも新設した。

 さらに高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働で関電が抜本値下げを発表すれば各社も新たな対抗策を打ち出しそうだ。


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