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高浜原発3号機が発送電を開始 2月下旬に営業運転

  • 2016年2月1日
  • 18:44
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発送電のスイッチを入れる運転員=1日、福井県高浜町田ノ浦の高浜原発
発送電のスイッチを入れる運転員=1日、福井県高浜町田ノ浦の高浜原発

 関西電力は1日午後2時、約3年11カ月ぶりに再稼働した高浜原発3号機(加圧水型軽水炉、出力87万キロワット)=福井県高浜町=で発電・送電を始めた。2013年9月に大飯4号機が運転を停止して以来、約2年5カ月ぶりに原発でつくられた電気が関西地域に送られた。順調にいけば、4日ごろに出力100%に達する。原子力規制庁の最終検査を経て、2月下旬に営業運転に入る。

 原子力規制委員会の新規制基準に適合し、発電・送電を始めたのは、高浜3号機が県内原発で初めて。プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使うプルサーマル発電は、新規制基準施行後、国内初となった。

 関電は同日午前6時にタービンを起動し、動作を確認した。その後、中央制御室で運転員が計器をチェックしながら、送電設備と発電機の電圧と周波数を合わせた。

 豊松秀己副社長や大塚茂樹所長、規制庁の検査官、県、高浜町の担当者ら43人が見守る中、運転員が発送電を始めるスイッチを入れた。

 関電の中央給電指令所(大阪市)では、高浜原発3号機で発電と送電が始まると、電力需給を監視するモニターの出力表示が「0」から上昇し、数値は見る間に5万キロワットを示す「50」に迫った。

 今後、原子炉で発生する熱出力を、100%に保つ「定格熱出力一定運転」まで徐々に上げていく。出力上昇に伴って設備に異常が生じていないかなどを監視するという。

 発送電後、高浜町のプレスセンターで会見した関電原子力事業本部の宮田賢司・副事業本部長は「作業は予定通り進んでいるが、通過点にすぎない」とし「定格熱出力一定運転まで安全最優先で、慎重にやっていく」と強調した。 関電の八木誠社長は1日「強化した監視体制のもと(営業運転に向け)安全を最優先に今後の工程を進めていく」とのコメントを出した。

 一方、今月下旬の再稼働を目指す高浜4号機は同日午後2時現在、MOX1体を含む29体を原子炉に入れた。


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