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高浜原発3号機が再稼働 プルサーマルは新基準で初

  • 2016年1月29日
  • 17:09
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原子炉を起動した高浜原発3号機(手前)=29日、福井県高浜町田ノ浦
原子炉を起動した高浜原発3号機(手前)=29日、福井県高浜町田ノ浦

 関西電力は29日午後5時、高浜原発3号機(福井県高浜町)の原子炉を起動し、再稼働した。東京電力福島第1原発事故後、原子力規制委員会が定めた新規制基準に合格した福井県内原発の再稼働は初めて。30日午前6時にも、原子炉で核分裂が連続して起きる「臨界」に達する予定で、2月下旬には営業運転を始める見通し。

 新基準施行後の再稼働は、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)に次いで国内3基目。プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使用するプルサーマル発電は、新基準施行後初めてとなる。

 暫定基準で稼働した大飯原発3、4号機(福井県おおい町)が2013年9月に停止して以来続いた県内原発の「稼働ゼロ」は、約2年4カ月で終わった。高浜3号機は12年2月、定期検査のため運転を停止しており、約3年11カ月ぶりの稼働となった。

 関電は13年7月に高浜3、4号機の再稼働に必要な安全審査を規制委に申請した。想定する地震の揺れを550ガルから700ガルに引き上げ、津波対策として海抜8メートルの防潮堤を設置。電源や事故時の冷却手段を増やし、水素爆発を防ぐ設備を設けた。審査は昨年2月に事実上合格。同年12月22日には西川一誠・福井県知事が再稼働に同意し、地元同意手続きも終了していた。

 福井地裁が昨年4月、再稼働を認めない仮処分を決定していたが、同年12月24日に決定が取り消され、再稼働できる状態になっていた。

■高浜原発

 関西電力が福井県高浜町に所有する原発。1号機は1974年、2号機は75年に運転を開始し、出力は各82・6万キロワット。3、4号機の運転開始は85年で、出力は各87万キロワット。いずれも加圧水型軽水炉(PWR)。避難計画の策定が必要な半径30キロ圏には福井、京都、滋賀の市町が含まれる。


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