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住民投票条例案を否決 30キロ圏の愛媛・八幡浜市会

  • 2016年1月29日
  • 09:59
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 今春以降の再稼働が見込まれる四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)から30キロ圏の同県八幡浜市議会は28日、3号機再稼働の賛否を問う住民投票実施のための条例案を、採決に参加した市議15人のうち6人の賛成少数で否決した。

 住民らが有権者の約3分の1に当たる9939人分の署名を集め、地方自治法に基づき条例制定を請求していた。

 再稼働に必要なのは愛媛県と伊方町の同意で、中村時広知事と山下和彦町長は昨年10月、再稼働に同意。大城一郎・八幡浜市長は昨年9月、中村知事に再稼働への賛成を表明した。

 28日の審議では、請求した住民を代表して同市の遠藤綾さん(45)が「(市は賛成するに当たり)市議ら少数の市民を対象にした説明会しか開いていない。これで市民の声が反映されたといえるのか」と意見陳述。条例案否決後には記者会見し「民意をくんでもらえず残念」と話した。

 市によると、条例が成立し投票で再稼働への反対が多数になっても再稼働を止める法的拘束力はない。大城市長は「市民が賛成、反対の意思を表明したとしても、そのことが新たに担保、実行される制度的な枠組みは存在しない」と住民投票に反対していた。

 審議では、条例に反対する男性市議について、四国電力の利害関係者に当たるとして採決に加わらないよう求める動議が出されたが、市が「利害関係者に当たらない可能性がある」と説明し、動議が撤回された。


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