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規制委能力強化をIAEAが指摘 点検終え評価公表

  • 2016年1月23日
  • 09:29
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 国際原子力機関(IAEA)の専門家チームは22日、日本の原子力規制の取り組みに関する点検を終えて記者会見を開き「原発が再稼働していく中で、原子力規制委員会の技術的能力をさらに強化する必要がある」などとする評価を公表した。今後、約3カ月かけて最終報告書をまとめる。

 チームは、原子力施設や放射線利用施設に対する規制委の検査の実効性が担保されるよう関連法令の改正が必要だと指摘。チームリーダーを務めた仏原子力安全局のフィリップ・ジャメ委員は会見で「検査の枠組みに柔軟性がない。検査官の自由度も十分ではない」と述べ、規制委の田中俊一委員長は「安全確保に第一義的な責任を持つ事業者とも話し合い、検査制度の改善に努めたい」と応じた。

 また規制委に対して職員の力量向上の必要性を指摘し、規制委と電力会社の双方に安全文化の浸透を求めた。

 一方、規制委が独立性と透明性をもって活動していることと、東京電力福島第1原発事故を教訓に自然災害への備えなどを新規制基準に反映させたことを良好事例に挙げた。

 この点検は加盟国がIAEAに要請して行われる総合規制評価サービス(IRRS)で、日本の受け入れは2007年6月に次ぎ2度目。チームは、規制委など関係省庁や電力会社から聞き取りをしたほか、福島第1原発、関西電力高浜原発などを視察した。


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