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違和感を覚えた交互の資機材運搬 2基同時発災時考えにくい対応も

  • 2016年1月12日
  • 08:40
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 3号機近くの倉庫から、離れた4号機用の事故対応資機材を運び出す。逆に、4号機側の倉庫からは3号機用の資機材を持ち出す―。11日に行われた高浜原発(福井県高浜町)の重大事故対応訓練では、トラックを使って交互に資機材を運搬する光景に少し違和感を覚えた。

 なぜ、近くの倉庫にある資機材を使わないのか。原子力規制委員会の新規制基準では、テロ対策として重大事故などで使う可搬式の資機材を原子炉から100メートル以上離すことになっているためだ。関電は3号機近くの倉庫に4号機用の資機材を保管しているという。

 ただ、運搬する通路はトラック1台が通れる程度で狭い印象。今回の訓練は地震で発生する恐れのあるがれきなどは想定していない。4号機用の資機材を運ぶため、3号機の注水用につないだホースを何度も外すなど、実際の2基同時発災の事故では考えにくい対応もあった。

 万一の事故時を考えれば基準にとらわれず、近くの倉庫にある資機材など使えるものは何でも使うという臨機応変の構えが必要だと感じた。


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