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電力自由化は「高浜原発が鍵」 関電、再稼働へ決意示す

  • 2016年1月6日
  • 09:23
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福井県知事に年頭のあいさつをする関西電力の八木社長(中央)=5日、福井県庁
福井県知事に年頭のあいさつをする関西電力の八木社長(中央)=5日、福井県庁

 関西電力の八木誠社長は5日、年頭あいさつのため福井県庁を訪れて西川同県知事と懇談し、高浜原発3、4号機の今月下旬と2月下旬の再稼働に向けて準備工程を確実に進めていくと強調した。懇談後の記者会見では、4月の電力小売り全面自由化に向け「高浜の再稼働をしっかりやっていくことが大事な鍵になる」と述べた。

 八木社長は懇談で、2基の再稼働に同意した知事に謝辞を述べた上で「再稼働に向け関係者全員が緊張感を持って安全確保を第一に、一つ一つの工程を慎重、確実に進めていきたい」と決意を示した。

 また、使用済み燃料の中間貯蔵施設の県外立地を2030年ごろに実現するとした計画について「全社一丸で不退転の覚悟で取り組む」と強調。美浜3号機など40年超運転をめぐる原子力規制委員会の審査対応は「迅速に作業を進めたい」と話した。

 知事は高浜の再稼働について「安全に対する国民の関心が非常に高い」とし、これまで以上に県や高浜町との連絡体制を密にし情報を迅速に開示するよう要請。安全確保に関しても「現場の迅速で機敏な判断と行動が大事」と述べ、人材育成に力を入れることを求めた。

 八木社長は記者会見で、電力自由化について「エネルギー新時代の幕開け。この競争時代に挑んでいく中で大きなポイントは原子力の再稼働」と強調。「原子力を引き続き重要な電源として活用していく方針に変わりない」と話した。

 八木社長は高浜町役場を訪れ、野瀬豊町長とも懇談。高浜の再稼働について、八木社長が「安全最優先で進める」と約束したのに対し、野瀬町長は「長く停止していたので、原子力に対する信頼回復のため気を緩めずにやってほしい」と話した。

 40年超運転に向け、原子力規制委員会の審査が続いている高浜1、2号機に関しては、野瀬町長は「高経年化プラントということで、審査のハードルが高いように聞いている。ただ(7月の)期限もある。国民の厳しい目もあるので、しっかりとした審査対応を」と求めた。

 さらに、人口減少問題など同町が抱えている課題を挙げ「地域共生の観点から、地域振興についてもご協力をお願いしたい」と付け加えた。

 八木社長は、渕上隆信敦賀市長も訪ねた。


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