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西川知事高浜3、4号再稼働同意 経産相に伝達、24日異議審結論

  • 2015年12月23日
  • 07:37
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林経済産業相(右)に高浜原発3、4号の再稼働同意を伝える西川一誠知事=22日、経産省
林経済産業相(右)に高浜原発3、4号の再稼働同意を伝える西川一誠知事=22日、経産省

 福井県の西川一誠知事は22日、県庁で記者会見し、関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働への同意を表明した。その後、東京で林幹雄経済産業相と面談し、同意を伝えた。新規制基準に基づく安全審査に合格した県内原発の再稼働に関する知事同意は初めて。全国では鹿児島、愛媛県に次ぎ3例目。

 福井地裁は2基の運転を差し止める仮処分決定を出しており、決定が覆らない限り再稼働できない。地裁は24日、関電が決定を不服として申し立てた異議について結論を出す予定で、再稼働できるかどうかの大きな焦点となる。

 知事は、会見で「地元や県議会の意見、県原子力安全専門委員会の安全面の評価、国や事業者から示された全般的な方針などを総合的に勘案した」と話した。再稼働への県民理解については「高浜町長の理解や県議会の決議がその表れ」と強調した。

 林経産相との面談では、原発の重要性に対する国民理解に関し「(政府は)もっとしっかり説明することが必要だ」と求めた。

 2基の地元同意手続きは高浜町議会が3月、野瀬豊町長は今月3日に同意し、県議会も同17日、再稼働を求める決議案を可決した。

 知事は、安倍晋三首相が18日の原子力防災会議で、原子力政策全般に責任を持って取り組むと発言したことを評価。20日に来県した林経産相から、県が判断の前提として求めてきた5条件の回答を受けた。

 関電は現在、2基の再稼働前の最終手続きとなる使用前検査中で、3号機は今月下旬に燃料を装荷し、来年1月下旬に再稼働する工程。八木誠社長は地元同意を得ても、地裁の仮処分決定が覆らない限りは装荷しないとの考えを示している。原子炉にはプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料も装荷する計画。


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