福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

再稼働後の安全監視、より厳格に 「国への手順、全国のベースに」

  • 2015年12月23日
  • 07:43
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0
高浜原発3、4号機の再稼働に同意を表明する西川一誠知事=22日午前11時ごろ、福井県庁
高浜原発3、4号機の再稼働に同意を表明する西川一誠知事=22日午前11時ごろ、福井県庁

 関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働同意を22日の会見で表明した西川一誠知事は、原発に対する国民理解の促進など5条件を国に求めた手順について「福井県の姿勢が今後、全国の再稼働やさまざまな判断のベースになるものと考える」と述べた。再稼働後は「事業者との連絡体制をさらに密にし、あらゆる事柄をオープンにするよう強く要請する」とし、監視体制を強化する考えを示した。

 西川知事は会見で、福井県は原発再稼働に加え、廃炉や40年超運転、使用済み燃料の中間貯蔵、核燃料サイクルなど幅広い課題を抱えているため「国に5条件を示し、原子力政策に対する姿勢や覚悟を求めてきた」と、同意に至る経緯を説明。福井県の要請を受け、安倍晋三首相は18日の原子力防災会議で「原子力の課題は多岐にわたる。これらに責任を持って取り組む」と発言したことを「国が前面に立ち(原子力の課題に)対応するという形に転じた」と評価した。

 首相発言と同じく、原子力政策に対する県民の理解が進んでいるかどうかを同意の重要なポイントに挙げた。今月3日には地元高浜町長、17日には県議会が再稼働に同意したことを「県民の理解の表れ」(西川知事)と捉え、決断に踏み切った。

 2基の安全審査合格から、同意までの約10カ月を「十分慎重に手順を踏んで対処してきた」と振り返り「(安全審査に合格し)プラントを動かせるようになったから動かすんだ、というものの考え方、風潮は避けるべき」と強調した。

 また「福井県では約40年にわたり、安全神話はないという姿勢で絶えず緊張感を持って対処し、事業者や国に必要なことを要求してきた。安全追求に終わりはない」と、立地県としての自負心ものぞかせた。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース