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県内反原発団体「司法無視」憤り 福井地裁仮処分中の判断一斉非難

  • 2015年12月23日
  • 10:30
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 「司法無視」「行政の横暴だ」―。西川一誠知事が関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働に同意した22日、県内の反原発団体は、福井地裁が2基の運転を差し止める仮処分を出している中での判断に一斉に非難を浴びせた。

 同地裁は24日に仮処分に対する関電の異議に決定を出す。仮処分の申立人事務局長、松田正さん(66)=坂井市=は「決定前の同意は、法の秩序に守られた社会を壊そうとしているのかとすら感じる。知事失格と言わざるを得ず、一県民として恥ずかしい」と語気を強めた。「仮処分は人が原発事故で被ばくしない権利を明確に認めた。東日本大震災後は原発をほとんど利用しておらず、いま動かす理由はない」と語り、24日の決定に期待を寄せた。

 「地元としては事故が起きたときの避難が心配」と訴えるのは、「ふるさとを守る高浜・おおいの会」代表の東山幸弘さん(69)=高浜町。「国がまとめた広域避難計画には分からないところが多く、本当に逃げられるとは思えない。原発から30キロ圏内の人口は圧倒的に京都側が多く、周辺の自治体の意見も取り入れて判断すべきだった」と憤った。

 「残念で情けない」。原発反対県民会議の代表委員、中嶌哲演さん(73)=小浜市=は、怒りを通り越して悲しさを感じたという。「知事は多くの県民が再稼働を認めていると言うが、それは原発推進の枠組みの中だけ」。県に提出した再稼働反対の県内外約30万人分の署名に触れ、国民的な運動を展開すると決意を新たにした。


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