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福井県知事が高浜原発再稼働同意 3、4号機、新基準で県内初

  • 2015年12月22日
  • 11:26
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高浜原発3、4号機の再稼働に同意を表明する西川一誠福井県知事=22日午前、福井県庁
高浜原発3、4号機の再稼働に同意を表明する西川一誠福井県知事=22日午前、福井県庁
 西川一誠福井県知事は22日午前、記者会見し、同県高浜町の関西電力高浜原発3、4号機の再稼働への同意を表明した。新規制基準に基づく審査に合格した原発の再稼働への知事同意は鹿児島、愛媛県に次ぎ3例目。東京電力福島第1原発事故後、西川一誠知事の再稼働同意は2012年6月の関電大飯3、4号機以来。

 福井地裁は高浜3、4号機の運転を差し止める仮処分決定を出しており、決定が覆らない限りは再稼働できない。地裁は24日、関電が決定を不服として申し立てた異議について結論を出す予定で、再稼働できるかどうかの大きな焦点となる。

 2基は2月に原子力規制委員会の新規制基準に基づく安全審査に事実上合格。10月までにすべての審査を終えた。地元同意手続きでは、立地町の高浜町議会が3月に同意。野瀬豊町長は県境をまたぐ広域避難計画の確定のめどなどを待って今月3日に同意した。福井県議会も同17日、再稼働を求める決議案を可決し、同意の意思を示した。

 知事は、安倍晋三首相が18日の原子力防災会議で、再稼働のみならず防災対策や廃炉、使用済み燃料対策など原子力政策全般に責任を持って取り組むと発言したことを評価。20日には来県した林経産相に再稼働の同意を要請され、県がこれまで判断の前提として国に求めていた原発の国民理解の促進など5条件の回答を受けた。

 2基の安全性の確認では、19日に県原子力安全専門委員会から「必要な対策は確保できている」との報告書を受け取った。21日に現地視察した後、県庁で関電の八木誠社長と面談し、安全体制や社長の決意を最終確認した。

 関電は現在、2基の再稼働前の最終手続きとなる使用前検査中で、3号機は今月下旬に燃料を装荷し、来年1月下旬に再稼働する計画。八木社長は地元同意を得ても、地裁の仮処分決定が覆らない限りは装荷しないとの考えを示している。


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