福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

川内原発での重大事故想定し訓練 再稼働後初、3600人参加

  • 2015年12月20日
  • 21:59
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 鹿児島県と九州電力川内原発(薩摩川内市)の30キロ圏にある9市町は20日、再稼働した川内原発での重大事故を想定した防災訓練を実施した。住民や関係機関の担当者ら約3600人が参加し、避難計画の実効性を検証する。川内原発で大規模訓練が行われるのは2013年10月以来で、再稼働後は初めて。

 震度6強の地震で電源を失い、原子炉を冷却できなくなった事態を想定。参加住民約1200人のうち、原発5キロ圏はバスなどで指定された場所に避難。5〜30キロ圏は風向きに応じて避難先を選び出す県のシステムを活用。放射性物質が飛散しない方角を選んで移動する。

 県庁では午前8時半、9市町とテレビ中継を結んだ対策本部会議が開かれ、九電の担当者が「地震により外部電源を喪失した」と説明。避難の方針や対象住民の人数などを確認した。原発5キロ圏の福祉施設では要支援者らが九電の福祉車両などで避難した。午前10時20分に政府が原子力緊急事態を宣言すると、5キロ圏の一般住民もバスや車で約45キロ離れた鹿児島市の避難所に向かった。

 薩摩川内市の浜田義博さん(73)は「逃げ道を確保するために複数の道路の整備を急いでほしい」と話した。

 川内原発は1号機が8月、2号機が10月にそれぞれ再稼働した。訓練は当初、5月の予定だったが伊藤祐一郎知事は「九電は使用前検査で対応できない。再稼働前は時間的に無理」と先送り。住民からは「再稼働ありきだ」と批判が出ていた。(共同)


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース