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西川知事「責任ある判断をする」 高浜再稼働向け、政府の対応注視

  • 2015年12月16日
  • 07:23
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 福井県議会は15日、予算決算特別委員会を開き、斉藤新緑委員(自民党県政会)ら8人が質問した。関西電力高浜原発3、4号機(高浜町)の再稼働に向けた同意判断に関し、西川一誠知事は再稼働のみならず、廃炉や使用済み燃料対策、高速増殖炉もんじゅ(敦賀市)など福井県が直面する原子力の問題に対し、総合的に政府がどう対応するかを確認した上で「立地県として責任ある判断をする」と強調した。

 県が同意判断の前提として政府に求めている5条件のうち、立地地域の経済・雇用対策など政府の対応を最終確認する方法については、林幹雄経済産業相と直接面会して確認する考えを示した。ただ、日程は「決まっていない」と述べるにとどめた。

 笹岡一彦委員(自民党県政会)は「再稼働しないままのリスクや電源立地県としての役割をどう考えるのか」と知事の姿勢をただした。

 知事は「原発は代替電源の見通しのない現状の中、国を支える意味で引き続き重要な電源」とあらためて強調。原子力の人材育成などで福井県が果たす役割が評価されなければならないとした上で、「電気を供給している福井県は消費地に大きな影響を与えるため、そうした理解に立ち、国民理解の促進を前提に、立地県として責任ある判断をしていきたい」と述べた。

 5条件のうち県が最も重視する原発の国民理解について、知事は「政府が国民に強いメッセージを発するよう、首相や官房長官、経産相などに責任ある発言と対応を引き続き求めていく」と強調。また櫻本宏安全環境部長は、理解促進の具体策として国が大都市圏で開催している原子力のシンポジウムを挙げ「さらに広く各地で展開し、具体的な行動を起こすことが何より重要」と述べた。

 北陸新幹線をめぐっては、開発が遅れている九州新幹線長崎ルートのフリーゲージトレイン(軌間可変電車)の開発に関し、大森哲男委員(自民党県政会)が質問した。

 豊北欽一新幹線政策監が「国土交通省は北陸新幹線での導入スケジュールに影響が出ないとはいえないとしている」と指摘。「北陸のフリーゲージ(富山―大阪)は、雪や寒さへの対応に加え、長崎ルートよりも走行距離が約2倍、輸送量も約1・5倍あるため、さらなる安全性が求められる」と述べた。


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