福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

処分場3候補地が「返上」表明 環境省「受け入れ難い」

  • 2015年12月15日
  • 09:16
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア0
  • 0
 市町村長会議で発言する宮城県栗原市の佐藤勇市長=13日午後、仙台市宮城野区
 市町村長会議で発言する宮城県栗原市の佐藤勇市長=13日午後、仙台市宮城野区

 東京電力福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の処分場建設をめぐり、宮城県内の候補地に選ばれた栗原市、大和町、加美町の3市町は13日、いずれも候補地の「返上」を表明し、選定の白紙撤回を求めた。環境省は「受け入れ難い」として引き続き処分場建設に理解を求めた。

 環境省が同日、仙台市内で開いた県内市町村長会議で発言が相次いだ。同省は建設地を1カ所に絞るため昨年10月から現地調査を試みているが、住民の抗議活動に阻まれて着手できない状態が続いている。

 栗原市の佐藤勇市長は「もう我慢できない。2年間何をやってきたのか。候補地を返上する」、大和町の浅野元町長は「環境省の対応に失望した」と発言。両市町はこれまで現地調査を容認する姿勢だったが、調査拒否へ方針転換した。

 加美町の猪股洋文町長も白紙撤回を求めた上で、宮城ではなく福島県内に持ち込んで処分すべきだとの持論を展開した。

 出席した井上信治環境副大臣は終了後、記者団に「市町村長会議を積み重ねて出した結論は堅持する。(調査受け入れを)ぜひお願いしたい」と話した。

 指定廃棄物は、放射性セシウム濃度が1キログラム当たり8千ベクレル超の稲わらや汚泥など。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース