福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

経産省が自然科学の要件を固める 核のごみ最終処分場の有望地で

  • 2015年12月12日
  • 09:07
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア0
  • 0

 経済産業省は11日、原発の使用済み核燃料の再処理後に出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分に関する有識者会合を開き、処分場候補地として適性が高い地域(科学的有望地)の自然科学的観点での要件をほぼ固めた。火山や活断層の影響が及ぶ範囲などを除外する。

 今後は、環境保護や地権者数など土地利用の制約、港湾の有無、廃棄物の輸送経路上にある自治体との関係といった社会科学的観点での要件を検討。自然と社会の両要件を踏まえ、国が適性の高さごとに日本地図を塗り分けて、科学的有望地を示す。

 また土地利用の制約が少ない沿岸の海底下も適性が高い地域になる可能性があることから、経産省はその技術的課題などを検討する有識者研究会を来年1月に立ち上げることも決めた。

 廃棄物は地下300メートルより深い場所に埋める「地層処分」を行い、約10万年間、生活環境から隔離する。

 処分地には安定した地質が必要で、火山や活断層の近く、隆起や浸食が大きい地域、地中の温度が高い地域などを「適性の低い地域」として原則除外する。施設の建設や操業時の安全を考慮し、崩れやすい軟弱な地層の地域も除く。

 これらに該当しない地域を「適性のある地域」とし、その中で廃棄物の海上輸送に有利な海岸から20キロ以内を「より適性の高い地域」に分類する。最適地を絞り込むのではなく、安全上問題がある範囲を除外する。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース