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美浜3号運転延長申請、全国3基目 関西電力「安全 問題ない」

  • 2015年11月27日
  • 13:31
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美浜原発3号機の40年超運転申請について、櫻本宏県安全環境部長(左)に報告する関西電力の森中郁雄原子力事業本部長代理=26日、県庁
美浜原発3号機の40年超運転申請について、櫻本宏県安全環境部長(左)に報告する関西電力の森中郁雄原子力事業本部長代理=26日、県庁

 関西電力は26日、原則40年の運転期間を延長して再稼働を目指す福井県の美浜原発3号機について、最長20年間の運転延長を原子力規制委員会に申請した。東京電力福島第1原発事故後、例外として規定された運転延長を申請するのは、関電高浜1、2号機に次いで全国3基目。

 また新規制基準に基づく安全審査のうち、設備の詳細設計を示す工事計画の一部も提出した。

 関電の八木誠社長は同日の定例記者会見で「(特別点検で)安全上の問題がないことを確認した。美浜の再稼働は経済性がある」と述べた。

 運転期間は原則40年と定められたが、規制委が認めれば1回に限り最長20年延長できる。安全審査と運転延長の二つの審査に合格する必要があり、美浜3号機は運転開始から40年を迎える来年11月30日までに合格しなければ廃炉が濃厚になる。

 運転延長の申請では、原子炉容器の劣化状況などを調べる特別点検の結果を添付した。点検は5月から行い、原子炉容器や格納容器、コンクリート構造物に「異常は認められなかった」とした。

 安全上重要な設備など約3400点の経年劣化に関する技術的な評価を行った結果、一部の設備に追加対策を講じれば、運転期間60年を想定しても「健全性が長期的に確保される」と評価した。

 申請に先立ち、関電の森中郁雄・原子力事業本部長代理が県庁を訪れ報告した。県の櫻本宏安全環境部長は「なぜ40年超運転が必要なのか、県民に丁寧に説明してもらいたい」と述べ、県原子力安全専門委員会で厳正に確認していくとした。

 美浜町の山口治太郎町長へは同原発の藤原健二所長が役場を訪ね説明。山口町長は「3号機は重要な原発だと思っている。期限内の認可取得に向け、最大限の努力をしてほしい」と求めた。

 関電は3月に美浜3号機の安全審査を申請。8月に基準地震動(耐震設計で目安とする地震の揺れ)が確定したが、書類提出の遅れなどで、規制委は審査期限に間に合わないリスクを指摘している。関電はすべての工事計画の提出は来年5月までかかるとしている。


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