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世界初、核地層処分場を許可 フィンランド、20年代運用開始

  • 2015年11月14日
  • 07:43
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フィンランド・ヘルシンキ、オルキルオト島
フィンランド・ヘルシンキ、オルキルオト島

 【ロンドン共同】フィンランド政府は12日、原発の使用済み核燃料を地下400メートル超の岩盤地層に埋める最終処分場の建設を世界で初めて許可した。計画を進めるポシバ社が発表した。2020年代に運用を始める計画。ただ、放射線の影響がなくなるまで10万年かかるため、安全を保証できないとの批判がある。

 ロイター通信によると、地球上にたまった使用済み核燃料は約27万トンに達する。北欧ではスウェーデンもフィンランドと同様の処分を目指しているが、地震国の日本では処分に適した地層を見つけるのが困難といわれる。

 ポシバ社は既に岩盤までトンネルを掘って調査を実施してきており、この結果が認められたと強調、「この先駆的な事業はフィンランドだけでなく地球規模で重要だ」としている。

 フィンランド南西部オルキルオト島に完成させる処分場は、フィンランド語で空洞を意味する「オンカロ」と命名。地上には使用済み核燃料を特殊容器に封印するための施設をつくる。

 実際の運用には、さらに環境面や放射性物質輸送の認可が必要。同社は20年をめどに当局に運用を申請する計画。トンネルは放射性廃棄物を埋設し終えた後、2120年代に埋め戻す構想だ。

 同国では原発4基が稼働し、全電力量の約35%(14年)をまかなう。原発新設も計画している。


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