福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

ドラマ・下町ロケット福井県ロケ 繊維企業で阿部寛さん演技

  • 2015年11月10日
  • 13:58
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア0
  • 0
緊張感漂う中で行われた阿部寛さん(中央)主演の「下町ロケット」の撮影=8日、福井市西開発3丁目の福井経編興業
緊張感漂う中で行われた阿部寛さん(中央)主演の「下町ロケット」の撮影=8日、福井市西開発3丁目の福井経編興業

 作家池井戸潤さんの直木賞受賞作を原作にしたTBS系テレビドラマ「下町ロケット」に、主人公が経営する町工場の事業パートナーとして本県の繊維メーカーをモデルにした企業が登場する。先端医療分野に進出しているニット生地製造の福井経編(たてあみ)興業(本社福井市西開発3丁目)で、モデル企業のリアル感をドラマに反映させたいというTBS側の意向により、8日には同社本社を借り切って撮影が行われた。実際のものづくり現場を舞台に、主演の阿部寛さんらが熱い演技を繰り広げた。

 池井戸さんは「倍返しだ」のフレーズで人気を博したドラマ「半沢直樹」の原作者としても有名。代表作の「下町ロケット」(小学館)は、ロケット開発技術者だった主人公が町工場の社長を継ぎ、巨大企業や銀行と対峙(たいじ)していく物語。ドラマは前半5話が既刊の小説をベースに進み、後半6話目からは新刊の続編「下町ロケット2 ガウディ計画」(同)のストーリーが展開される。

 池井戸さんは数年前、衣料素材に関する取材で福井経編興業を訪れた際、地方メーカーが繊維で培った技術を先端医療に生かしている点に興味を持ったという。その後、同社が大阪医大などと共同開発を進めている心臓修復パッチについて取材し、続編の参考にした。ドラマ後半のガウディ計画編では原作と同様、同社をモデルにした架空の繊維メーカー「桜田経編」と、その子会社「サクラダ」が登場し、主人公が営む「佃製作所」とともに心臓の人工弁を共同開発していく。

 8日に行われたロケには、阿部さんや安田顕さんら主要キャストのほか、6話目から出演するタレント今田耕司さんらが参加した。福井経編興業の従業員らが見守る中、大型の経編み機が稼働する工場内などで丸1日かけ、緊張感あるシーンの数々が撮影された。

 池井戸さんは「下町ロケット2」の巻末で「経編技術のノウハウだけではなく、中小企業のフロンティアスピリットを学ばせていただきました。また、福井の豊かな土地柄と温かな人間性に触れさせていただき、深い感銘を受けました」とつづっている。福井経編興業の高木義秀代表取締役専務は「下町ロケットは企業の大小を問わず、日本のものづくりの誇りを見事に表現している。福井の繊維産業、ものづくり企業を盛り上げる契機になれば、うれしい」と話している。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース