福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

敦賀2号、5日に安全審査申請 日本原電「活断層ない」報告へ

  • 2015年11月5日
  • 07:31
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア0
  • 0

 日本原電は4日、敦賀原発2号機の新規制基準に基づく安全審査を5日に原子力規制委員会に申請すると発表した。規制委の有識者調査団は2号機直下の破砕帯(断層)について「活断層」と認める評価書をまとめている。原電は申請内容を明らかにしていないが、破砕帯に関する追加のデータ拡充などを行い「活断層ではない」との調査結果を添えて申請するとみられる。

 新基準では、地盤をずらす可能性のある断層(活断層)の上に原子炉建屋など重要施設の設置を禁じている。ただ、調査団による2号機の活断層認定に法的権限はなく、規制委は審査申請があれば受け付ける方針を示している。調査団の認定は「重要な知見の一つとして審査の参考にする」としている。

 関係者によると、原電は2号機直下のD−1破砕帯の延長線上にある試掘溝などで追加の掘削やボーリング調査を実施。規制委の調査団は試掘溝で確認された「K断層」の活動性が否定できず、D―1破砕帯と一連の構造である可能性を指摘していたが、追加調査でK断層が途中でなくなっていることを確認。一連の構造ではなく、活断層でないことが明確になったと報告する方針という。

 津波対策の防潮堤や事故時の対応拠点となる緊急時対策所の新設なども申請書に盛り込むもようだ。

 2号機が安全審査を申請すれば、全国の原発サイトで16番目、プラントで26基目となる(青森県で建設中の電源開発大間原発を含む)。申請の最後発となる上、破砕帯の問題もあり、審査は長期化する可能性もある。

 2号機の破砕帯問題をめぐっては、規制委の調査団が2012年12月に現地調査を開始。昨年11月に活断層と認定する最終的な評価書案をまとめ今年3月、規制委に報告した。原電は一貫して活断層を否定し、評価書の見直しを要求。今秋に安全審査を申請する考えを示していた。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース