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舞鶴で高浜原発の安全対策説明会 住民600人再稼働に不安の声も 

  • 2015年11月3日
  • 07:48
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高浜3、4号機の安全対策などが説明された舞鶴市の住民説明会=2日夜、同市総合文化会館
高浜3、4号機の安全対策などが説明された舞鶴市の住民説明会=2日夜、同市総合文化会館

 再稼働に向けた最終検査が進む関西電力高浜原発3、4号機の安全対策について、5キロ圏内にある京都府舞鶴市は2日夜、同市総合文化会館で初めての住民説明会を開いた。市民からは国の説明に「聞けば聞くほど不安になった」「専門的で難しく理解できない」などの声が上がった。

 同市は全国で唯一、立地県以外で原発から5キロ圏内に入る。説明会は府との共催で、自治会長や各種団体の代表ら約600人が参加した。

 資源エネルギー庁がエネルギー政策、原子力規制庁と内閣府が原発の安全性や防災を説明した。質疑応答の時間はなく、同市は用紙で提出された質問に後日、ホームページで回答するとした。

 説明会後、出席者からは「『絶対に逃げることができる』と言った国の言葉で、不信感が増した」「具体的に安全性を言ってもらえれば、もっと安心するのに」などの声が聞かれた。会場入り口では、説明会に入れなかった市民約20人が、出席者を限定したことに抗議し横断幕を掲げた。

 説明会後、多々見良三舞鶴市長は記者団に「一定程度、安全と感じた」と述べた。今後、綾部市や宮津市など30キロ圏内の府内6市町でも順次開かれる予定。

 高浜3、4号機の再稼働をめぐっては、高浜町会が今年3月に同意。野瀬豊高浜町長は年内の同意判断を明言している。西川知事は高浜町長の意向や県原子力安全専門委員会、県会の議論を踏まえ、判断する考えを示している。

 ただ、野瀬町長が判断条件の一つにしている広域避難計画を話し合う福井、京都、滋賀3府県の地域原子力防災協議会の開催は未定。福井地裁の運転差し止め仮処分決定をめぐる異議審も続いており、再稼働の時期は見通せない。(牧野将寛)


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