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大飯原発の審査遅れで町長が要請 原子力規制委に「人員増で迅速」

  • 2015年10月30日
  • 11:00
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迅速な審査を求め、小山田地域原子力規制総括調整官(左)に要請書を手渡す福井県おおい町の中塚町長=29日、福井県おおい町のおおい町役場
迅速な審査を求め、小山田地域原子力規制総括調整官(左)に要請書を手渡す福井県おおい町の中塚町長=29日、福井県おおい町のおおい町役場

 福井県おおい町の中塚寛町長と同町会の古石實議長は29日、関西電力に新規制基準の審査プラントの優先順位の提示を求めた原子力規制委員会に対し「申請のあったプラントの審査を公平かつ着実に進める」よう求める要請書を提出した。中塚町長は「人員増など体制を強化し、迅速な審査を行ってほしい」と強調した。

 規制委は、27日の臨時会議で関電の八木誠社長を聴取し、来年11月末に審査期限を迎える美浜3号機を優先する場合、大飯3、4号機の審査が遅れることを示唆し、優先順位を求めた。このことを受け中塚町長は、原子力規制庁の小山田巧・地域原子力規制総括調整官に対し、古石町会議長と連名の要請書を同町役場で手渡した。

 要請書では「申請を受理した審査側の姿勢としては甚だ遺憾」と批判。▽申請のあったプラントの審査を公平かつ着実に進める▽適合性審査が終盤を迎えている大飯3、4号機について、審査側の理由によってさらなる遅延を生じない―の2点を求めている。小山田調整官は「事業者とのやりとりの中で、思うような審査が進まない状況がある。美浜3号機のような期限のあるサイトの審査も念頭に置きつつ、規制委の体制を組んでいく」と述べるにとどめた。

 要請後、中塚町長は記者団に「申請を受理した側がどちらを優先するのかと言うことは、あってはならないこと」と語気を強めた。「安全を最優先に適合性審査が行われ、迅速に結果が出ることを期待している町民は多い」とも述べた。


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