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もんじゅ、83機器で点検漏れ 分類誤り総数は1300超

  • 2015年10月22日
  • 10:41
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 日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)で、機器の点検間隔などの前提となる安全重要度が多数間違っていた問題で、機構は21日、誤りの総数は1387機器だったと報告をまとめた。安全上重要な「クラス1」「クラス2」の機器が低いクラスに分類されていた例が630あり、うち83機器で必要な定期点検がされていなかった。


 機構によると、クラス1なのにクラス3以下とされていたのが270機器、クラス2なのにクラス3以下とされていたのが360機器あった。この630機器で点検手法や間隔に問題がある可能性があるという。

 このうち点検漏れが確認された83機器は、中央制御室の空調を制御する圧縮空気の製造設備の弁などだった。原子炉冷却に関連する重要設備での誤りはなかったとしている。

 機構によると、分類は2013年1月に行われた。報告では、分類の前段階で系統図を重要度ごとに色分けする作業で間違ったり、担当者の間で分類指針の理解が不十分だったりしたのが誤りの原因とした。今後、より詳細に原因を分析し対策をまとめる。

 機構は9月、誤りの数を約3千点と発表していたが重複が多数見つかり、精査後の数は半分以下に減った。

 原子力規制委員会は今回の問題について、保安検査を行っても全体像が把握できないとして、21日を期限に報告徴収命令を出していた。規制庁はこの日報告を受理。今後内容を精査し、保安規定違反に当たるかどうかなどを判断する。


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