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高浜原発事故を想定し訓練 90機関、綿密に手順確認

  • 2015年10月17日
  • 09:11
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マイクロバス車内で安定ヨウ素剤と書かれた紙を配布する訓練=16日、福井県おおい町総合町民センター
マイクロバス車内で安定ヨウ素剤と書かれた紙を配布する訓練=16日、福井県おおい町総合町民センター

 再稼働手続きが進む関西電力高浜原発(福井県高浜町)での事故を想定した福井県の原子力防災訓練が16日、高浜町のオフサイトセンター(高浜原子力防災センター)などで行われた。県や30キロ圏の県内4市町、自衛隊、消防など90機関、延べ約680人が参加。甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤の緊急配布や、住民避難時の被ばくの有無を調べるスクリーニングなど四つの個別分野ごとに、綿密に手順を確認した。

 高浜3号機で火災警報が鳴った後、1次冷却水が漏れ、冷却機能を喪失するまで事故が進んだ―との想定で行われた。

 最初動対応として、県庁や市町庁舎などから職員が現地の対策本部となるオフサイトセンターに参集する訓練を行った。放射性物質が放出される前に逃げる5キロ圏の要支援者数などを詳細に把握。バスや避難車両の必要数を確認し、バス会社などに確保を要請した。

 30キロ圏住民が避難する際の安定ヨウ素剤の配布訓練は、おおい町総合町民センター駐車場など2会場で実施。所要時間を短縮するため、避難車両の中で配布する初めての手法を確認した。スクリーニング・除染訓練は小浜市総合運動場駐車場など2会場で、ゲート型の測定装置を使って車両の放射能汚染を調べた。

 各会場では手順書を慎重に確認して対応する担当者の姿もあり、訓練を繰り返しながら習熟度を高めた。30キロ圏内の放射線量を測定するモニタリング訓練も行われた。

 県の櫻本宏安全環境部長は訓練後、今回行われなかった住民参加の避難訓練について「(県境をまたぐ)広域的な避難計画が国の地域原子力防災協議会で確認された後に行う」とあらためて強調した。


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