福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

国内初、IAEA会合が福井で開幕 23ケ国60人、原発理解テーマ

  • 2015年10月6日
  • 12:36
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0
原発保有国や導入に関心のある23カ国の政府関係者ら約60人が参加して開幕したIAEA主催の国際会議=5日、福井市の県国際交流会館
原発保有国や導入に関心のある23カ国の政府関係者ら約60人が参加して開幕したIAEA主催の国際会議=5日、福井市の県国際交流会館

 国際原子力機関(IAEA)が主催する国際会議「原発計画の広報や理解促進活動に関する技術会合」は5日、福井市の県国際交流会館で開幕した。同会合の国内開催は初めて。日本を含む23カ国の政府関係者ら約60人が参加し、8日まで原子力の国民理解やリスク情報の共有のあり方などについて議論する。

 同会合開催は昨年5月、西川知事がウィーンでIAEAの天野之弥事務局長と会談した際に打診され、実現した。原発計画に対する利害関係者や住民の参画をテーマに、原発導入を目指す国などに対し日本や保有国の事例、教訓を伝えるのが目的。2012年から年1、2回開かれている。

 会合には原発保有国の米国やフランス、インドなど11カ国と、導入計画や関心のあるベトナム、ヨルダン、ガーナなど12カ国が参加。政府関係者や大学などの研究機関、電力事業者の代表らが出席した。

 杉本達治副知事が英語で歓迎あいさつし、40年を超える本県の安全監視の取り組みなどを紹介した上で、「福島の事故以降、原発の重要性に関する国民理解は十分に進んでいるとは言えない。この会議で国民的な合意を形成していくための手がかりが見いだされることを期待する」と述べた。

 この後、原子力委員会の岡芳明委員長が基調講演。原発のリスク情報の共有に関しては「福島事故の教訓では避難による住民の精神的な負担があり、早期帰還や相談体制など社会的な安全をつくることが重要」と強調した。

 IAEA原子力エネルギー局原子力発電課のティーナ・ティガーシュテット訓練専門官は講演で「原子力を継続的に進めるには関係者の参画は大切で、公平性や公開性、説明責任が重要」と述べた。

 期間中はテーマごとの分科会や公開セミナーが行われる。関西電力美浜原発や敦賀市の福井原子力センター「あっとほうむ」などの見学もある。8日に総括の会議を開く。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース