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一乗谷朝倉氏遺跡で行商人、町人の雰囲気演出 来月まで限定企画 劇団員15人

  • 2015年10月5日
  • 09:27
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戦国時代の衣装で城下町のにぎわいを再現する劇団員と雰囲気を楽しむ観光客たち=4日、福井市の一乗谷朝倉氏遺跡復原町並
戦国時代の衣装で城下町のにぎわいを再現する劇団員と雰囲気を楽しむ観光客たち=4日、福井市の一乗谷朝倉氏遺跡復原町並

 一乗谷朝倉氏遺跡が戦国時代にタイムスリップ―。福井県福井市の同遺跡復原町並で4日、県内の劇団員が、武士や商人、町人にふんして来場者を出迎えた。武家屋敷や町屋が立ち並ぶ通りでは、当時の一乗谷でも売買されたという野菜、越前焼の販売の様子や茶屋などを再現。さまざまな“事件”が町をにぎわす寸劇もあり、観光客らは戦国城下町のかつての様子を体感していた。(小島茂生)

 武士や職人らが暮らした建物が並ぶ復原町並は1995年に完成。発掘調査で出土した柱や壁、敷居、大工道具などを参考にし、当時の建築技術を用いてほぼ完全な形で再現している。京都にならって計画的に区割りされ、最盛期には人口1万人を誇ったという栄華をうかがい知ることができる。

 催しは、当時の暮らしぶりをリアルに感じてもらおうと、「戦国城下町生活再現」と銘打ち、県と福井市が共同で企画した。11月8日までの毎週土日曜と祝日に実施する。

 この日は、県演劇連盟所属の劇団員15人が“出演”。武士や庶民の衣装は、京都の景観や風俗を描いた「洛中洛外図屏風」などの歴史資料を基に再現した。

 武家屋敷では武士が将棋を指していたり、かさをかぶった武家の娘や荷物を背負った行商人らが通りを行き交ったりするなど、城下町の日常を演出。野菜売りの母親と娘のけんかといった4種類の寸劇も披露され、通りで突然始まる迫真の演技に、来場者は驚いた様子で見入っていた。

 広島県から観光で訪れた中前雅子さん(67)は「当時の人たちは、こんな衣装を着て城下町を歩いていたんでしょうね。戦国時代にタイムスリップしたようです」と笑顔で話していた。

 「再現」は午前10時から午後4時。野菜や越前焼は実際に販売している。着付け体験もできる。復原町並の入場料は高校生以上210円、中学生以下と70歳以上は無料。問い合わせは同遺跡活用推進協議会=電話0776(20)0580。


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