
来場者に坂井市の魅力をアピールする辛み隊と三国高の生徒=3日、青森県十和田市
全国のご当地グルメで各地の魅力を発信するまちおこしイベント、第10回「B―1グランプリ」が3日、青森県十和田市で開幕した。3年連続の出展となる福井県坂井市のまちおこし団体「越前坂井辛み蕎麦(そば)であなたの蕎麦で辛み隊」(辛み隊)も自慢の辛み蕎麦を振る舞うとともに、坂井市の魅力をアピールした。
前日現地入りした隊員ら36人が、パフォーマンスも駆使して来場者をもてなした。雨が降ったりやんだりの天候だったがブースには大勢の列ができた。冷たいそばが珍しいのか評判も上々だという。
辛み蕎麦には同行した坂井高校生が栽培したソバとダイコンを使用。同校生徒が手打ちのパフォーマンスを行うと、興味深く見つめる人も多かったという。同じく参加した三国高の4人は、坂井市や県の魅力を発信するステージPRを受け持ち、丸岡城や東尋坊などを説明したほか福井弁の解説も行った。
グランプリには全国62団体が参加。最終日の4日、来場者が投票した割り箸の総重量で順位を決める。辛み隊は初の10位入賞を目指している。