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敦賀原発1号機、廃炉現場を初公開 日本原電 完了時期は40年度見込み

  • 2019年3月14日
  • 07:06
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タービン建屋内でクレーンを使って行われている設備撤去作業=3月13日、福井県敦賀市の敦賀原発1号機
タービン建屋内でクレーンを使って行われている設備撤去作業=3月13日、福井県敦賀市の敦賀原発1号機

 日本原電は3月13日、敦賀原発1号機(福井県敦賀市)の廃炉工事現場を報道陣に初公開した。沸騰水型軽水炉(BWR)だけにタービン建屋内の設備解体でも放射性廃棄物が多く発生し、鉄製の箱に保管しながらの撤去作業が進んでいる。


 1号機は1970年3月に営業運転を開始した国内第1号の商業用軽水炉。原電は2015年3月に廃炉を決め、17年4月に廃止措置計画の認可を受けて解体作業を開始した。建物まで全てを撤去する完了時期は40年度の見込み。


 現在は、タービン建屋3階で高圧・低圧タービンや発電機周辺の設備の解体撤去を進めている。フロアの一角に養生シートで覆った細断エリアを設け、取り外した機器を持ち込み溶断。断熱材などに使われているアスベストを除去する作業も区分けして行っている。


 BWRは放射能を帯びた蒸気でタービンを回すため、タービン周辺設備の解体物は低レベル放射性廃棄物が多い。このため細断した後、専用の黄色い鉄箱に詰めて現場で仮保管している。敷地内の固体廃棄物貯蔵庫に運んだ後、放射能測定や分別する方針。


 この日は運転中に使用していた設備点検用の足場を撤去するため、作業員がクレーンでつり上げる作業を慎重に行っていた。


 原電によると、1号機の解体廃棄物の推定量は約19万6600トン。うち低レベル放射性廃棄物は1万2800トン発生する見込みだが、処分先はまだ決まっていない。



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