福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

もんじゅ事故直後の科学技術庁長官、中川秀直氏の本音 「大きな誤りだった」

  • 2019年3月10日
  • 08:27
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア0
  • 0
原発ゼロと自然エネルギーへの転換を訴える中川氏=3月9日、福井県福井市のフェニックス・プラザ
原発ゼロと自然エネルギーへの転換を訴える中川氏=3月9日、福井県福井市のフェニックス・プラザ

 東京電力福島第1原発事故から8年になるのに合わせ、福井県内の反原発団体などによる集会「3・11メモリアルアクション―原発のない新しい福井へ」が3月9日、福井市のフェニックス・プラザで開かれた。福島県の被災者らによるトーク集会とデモ行進で原発ゼロ社会の実現を訴えた。


 原発反対県民会議などでつくる実行委が開催し、市民ら約500人(主催者発表)が参加した。集会では福島県いわき市の伊東達也さんが「避難指示が解除された町に帰ってくるのは高齢者ばかりで、青年や子どもは極端に少なく深刻な状態」と、厳しい現状を報告した。


 元自民党幹事長で高速増殖原型炉もんじゅのナトリウム漏れ事故直後に科学技術庁長官を務めた中川秀直氏が講演。「当時、敦賀の市民とも語り合い対話に努めた。ただ、原子力の平和利用は日本に必要だと考え、その推進の先頭に立っていた」と振り返り「福島の事故以降、いかにうそだったかと痛感した。大きな誤りだった」と心境を語った。


 中川氏は昨年、小泉純一郎元首相らと「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」をまとめた。「これを参考に野党4党が『原発ゼロ基本法案』として国会に提出した。原発のない、安全な国土を未来に残すことはわれわれの責任」と述べ、自然エネルギーへの転換を訴えた。


 関西電力高浜原発1、2号機と美浜原発3号機の安全対策工事中止と、「原発ゼロ基本法案」の審議開始を求め、2月26日から12日間にわたり断食を続ける中嶌哲演さん(77)も登壇。「断食で目的が実現したわけではないが、その緒に就いたと信じたい。福島の惨禍を断じて繰り返してはならない」と述べた。断食はこの日終了した。


 集会後、参加者は会場から福井地裁近くまでデモ行進した。



基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース