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「だんごまき」熱き争奪戦 福井県福井市の粟嶋神社

  • 2019年2月10日
  • 13:45
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わら束でたたかれながら、団子が詰まった俵を奪い合う若者たち=9日、福井市上細江町の粟嶋神社
わら束でたたかれながら、団子が詰まった俵を奪い合う若者たち=9日、福井市上細江町の粟嶋神社

 福井市上細江町の粟嶋神社に400年以上前から伝わる伝統行事「だんごまき」が9日行われ、無病息災を願い集まった老若男女約300人が団子を激しく奪い合い、境内は熱気に包まれた。


 室町時代に地域に疫病がはやったが、神社にコメを供えると治まり、お礼としてコメを団子にしてまいたのが始まりとされる。男衆が団子を作るのが習わしで、地元の26人が午前3時半から約2千個を作った。縁起物としてさいころやひょうたん、てんぐをかたどった団子も準備した。


 だんごまきは午後4時に始まり、男衆が高さ約5メートルの足場の上から、団子、ミカン、いよかん、菓子、カップ麺などを勢いよくまいた。集まった人々は袋を片手に「こっちにちょうだい」「もっと後ろ」などと声を張り上げ、われ先にと手を伸ばした。


 最後に団子などがぎっしり詰まった長さ約70センチの俵が投げられると、若者たちが激しい争奪戦を展開。周囲から水をかけられたり、わら束でたたかれたりしながら4人が俵を勝ち取った。そのうちの1人で地元出身の細田晋哉さん(32)は「絶対取ろうと意地でも離さなかった。健康に過ごせそう」と笑顔を見せていた。



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