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国の核燃サイクル中核施設・再処理工場とは 資源有効活用と国主張

  • 2019年1月29日
  • 09:07
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 日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)が1月28日、本格稼働に必要な原子力規制委員会の審査に合格確実の見通しとなりました。


 Q 再処理工場とはなんですか。


 A 原発の使用済みの燃料から放射性物質のプルトニウムとウランを取り出す施設です。国は、これらを加工して燃料として再び使う「核燃料サイクル政策」を推進していて、再処理工場はこの政策の中核です。


 Q なぜこの政策を進めるのですか。


 A 国は、燃料を一度使って処分するよりも、資源を有効に活用できるなどと主張しています。


 Q 工場は、いつ完成するのですか。


 A 1993年に着工し、当初は97年に完成予定でした。しかしトラブルが相次ぎ、工期の延期を繰り返し、現在は2021年度上半期を目標にしています。延期の影響で工場を建設してから廃止するまでの総事業費は増加しており、現在は13兆9300億円と見積もられています。


 Q 課題はないのですか。


 A 東京電力福島第1原発事故後、これまでに九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)や関西電力高浜原発3、4号機(高浜町)など5原発9基が再稼働しましたが、原発への国民の不信感は根強い状況です。


 再処理によって作られた燃料を原発で使う「プルサーマル発電」は現在、一部の原発で実施しているだけで今後、再稼働する原発が増えるかどうかは見通せません。燃料を一度使って処分する場合と比べて、経済的にメリットが少なく必要性が低下しているとの指摘もあります。



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