北陸電力は1月15日、志賀原発(石川県志賀町)の緊急時対策棟で使用しているセントラル硝子(東京)製の強化ガラスに関し、不良品を除外する熱処理をせず、不適切に納品された可能性があるとして交換したと明らかにした。石川県庁で開かれた県原子力環境安全管理協議会で報告した。北陸電によると、緊急時対策棟は原子炉の冷却機能を失うなど過酷事故発生時の対応拠点となる。セントラル硝子は強度に問題はないと説明したが、昨年12月1日に計10枚を交換した。いずれも1階の扉に使われていた。
北陸電力は1月15日、志賀原発(石川県志賀町)の緊急時対策棟で使用しているセントラル硝子(東京)製の強化ガラスに関し、不良品を除外する熱処理をせず、不適切に納品された可能性があるとして交換したと明らかにした。石川県庁で開かれた県原子力環境安全管理協議会で報告した。北陸電によると、緊急時対策棟は原子炉の冷却機能を失うなど過酷事故発生時の対応拠点となる。セントラル硝子は強度に問題はないと説明したが、昨年12月1日に計10枚を交換した。いずれも1階の扉に使われていた。