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増設の防潮堤、高さ11メートル 福島第1原発、20年度完成目標

  • 2019年1月13日
  • 14:15
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福島第1原発の津波対策と千島海溝沿いの地震
福島第1原発の津波対策と千島海溝沿いの地震

 東京電力は、福島県の海沿いにある福島第1原発で増設する防潮堤について、海からの高さを11メートル、全長約600メートルの規模とすることを決めた。


 北海道東部沖の太平洋で近い将来起きる可能性が高いとされる超巨大地震で津波が襲来した場合、新たな防潮堤なしでは原子炉建屋などが浸水し、建屋地下に滞留する放射性物質を含む汚染水が外部流出する恐れがある。


 2019年度上期に本体工事に着手し、20年度中の完成を目指す。津波による重要設備の被害も軽減でき、廃炉作業の遅延も防ぐ狙いがある。計画では、原子炉建屋などがある海抜8・5メートルの土地の海側に盛り土をして高さ1メートルの土台を造り、その上に同1・5メートルの鉄筋コンクリート壁を設置して、全体で海抜11メートルとする。


 位置関係は、北から南に並んで立つ1~4号機に並行して設置する。東日本大震災を踏まえた新たな津波対策として、11年6月に4号機の東南側に建設した約400メートルの防潮堤を北側に延長する形になる。


 超巨大地震を巡っては、政府の地震調査委員会が17年に公表した長期評価で、道南東沖から北東に延びるプレート境界「千島海溝」沿いでマグニチュード(M)8・8程度以上の地震が30年以内に起きる確率を7~40%と推測した。


 これを受け東電が、より広範囲でM9・4規模の地震が起きる想定で試算すると、最高水位10・3メートルになる津波が第1原発に襲来し、防潮堤なしでは原子炉建屋などがある海抜8・5メートルの敷地が最大1・8メートルの高さまで浸水する可能性がある。


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