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サブドレン水、28日に放出 福島第1原発の汚染水対策の柱

  • 2015年9月27日
  • 08:50
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福島第1原発の汚染水対策のイメージ
福島第1原発の汚染水対策のイメージ

 東京電力福島第1原発の汚染水対策の柱の一つ「サブドレン計画」で、東電は建屋周囲のサブドレンと呼ばれる井戸から地下水をくみ上げる作業を本格的に開始した。28日には、放射性物質濃度が海への放出基準値を下回ることを確認したタンク1基分の700トン余りを海へ放出する。

 昨年、試験的にくみ上げていた地下水は既に放出したが、本格稼働後の放出は初めてとなる。

 1〜4号機の建屋には1日約300トンの地下水が流れ込み、汚染水となっている。東電はサブドレンの稼働で流入を半減できるとみるが、「(効果の確認には)ある程度運用して地下水位などを見る必要があり、時間がかかる」としている。

 東電は本格的なくみ上げを9月3日に始めた。操作手順の確認などのため当初は日中だけだったが、17日から24時間体制に切り替えた。くみ上げた地下水は浄化して容量千トンのタンク7基に順次移し、水質を確認後に放出する。これまでにタンク5基分をくみ上げた。

 東電によると、くみ上げは当面、地下水が流れてくる建屋山側の井戸で実施。山側では地下水の水位が建屋内の汚染水より4〜5メートルほど高いという。水位が逆転すると建屋から汚染水が漏れだしてしまうため、くみ上げによる水位の変化を慎重に確認しながら徐々に水位を下げる計画だ。

 海側は、汚染地下水が護岸を越えて海に染み出るのを防ぐ「海側遮水壁」の一部未完成だった部分に鋼管の打ち込みが終わっており、壁の効果による井戸の水位上昇が確認されたら、くみ上げを開始する。より海側に設置した「地下水ドレン」も稼働させ、海への流出を防ぐ計画だ。

 建屋周囲の土壌を凍らせて地下水流入を防ぐ「凍土遮水壁」も、建屋山側で設置が完了した。凍らせた後に地下水位が下がり過ぎないよう厳重な管理が必要で、凍結開始のめどは立っていない。(共同)


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