福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

アラレガコ、伝統の「エバ漁」 九頭竜川で生息数調査

  • 2018年12月9日
  • 13:55
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0
エバを仕掛ける組合員たち=12月8日、福井県永平寺町の九頭竜川
エバを仕掛ける組合員たち=12月8日、福井県永平寺町の九頭竜川

 アラレガコの伝統漁法の一つ「エバ漁」が12月8日、福井県永平寺町の九頭竜川で始まった。冷たい雨が降る中、漁協組合員らは川の中に竹かご「エバ」を設置。生息数の調査として1月末まで随時仕掛ける。


 竹でできた円すい形のかごを横倒しに川に仕掛け、産卵するために海へ下るアラレガコを捕る漁法で、約80年前から続く。漁獲量の減少や漁師の高齢化に伴い2008年ごろから中断していたが、昔ながらの伝統を受け継ごうと九頭竜川中部漁協が15年に復活させた。


 同県大野市から福井市までの九頭竜川は、アラレガコの生息地として国の天然記念物に指定されている。かつてエバ漁は地域のシンボルの一つとして知られていたが、生息数は1955年ごろをピークに激減。現在の漁獲数は0~20匹程度にとどまり、川沿いの集落に伝わる食文化も失われつつあるという。


 この日は、漁協の組合員2人が長さ約3メートル、直径約1・2メートルのエバ二つを仕掛けた。野路健一組合長(74)は「今後は放流や産卵場所の造成も考えなければいけない」と話していた。エバは10日に引き上げる。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース