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燃料の取り出し完了、年内は困難 もんじゅ、予定の計100体

  • 2018年12月3日
  • 11:45
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 8月に取り出し作業を始めた高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の使用済み核燃料について、日本原子力研究開発機構が、年内としていた計100体の取り出し完了時期を延期することが12月2日、政府関係者への取材で分かった。


 燃料出入機(だしいれき)の警報が鳴るトラブルや機器整備のため作業の中断が相次ぎ、これまでに取り出したのは計51体にとどまる。機構は1日当たり1体の取り出しペースを速めることを検討していたが、計画通りの実施は困難になっていた。


 関係者によると、機構が今後、廃止措置計画の変更を原子力規制委員会に届け出るとみられ、来年1月中には計100体の取り出しを終えるとしている。所管する文部科学省の担当者が3日、県と敦賀市を訪れて説明する。取り出し作業は8月末の開始以降、9月に警報が鳴るトラブルで2回中断。冷却材の液体ナトリウムが出入機の先端部に付着して固まったことが原因とみられ、機構は10月中旬から11月初めまで、取り出しをせず出入機の洗浄などを実施。11月中旬にも洗浄のため中断したほか、同28日からは出入機の部品交換のためとして中断している。


 計画では、2022年度までに原子炉などにある使用済み燃料計530体の取り出しを完了。18年中には燃料貯蔵設備にある160体のうち100体の取り出しを終えるとしていた。取り出し作業を巡っては、開始前にも機器のトラブルなどが相次ぎ、当初7月としていた開始時期が8月にずれ込み、機構が計画を変更した。


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