福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

敷地内燃料は乾式貯蔵を 福井県は県外搬出優先 原子力規制委員長

  • 2018年11月29日
  • 14:02
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 原発の使用済み燃料の貯蔵方式に関して原子力規制委員会の更田豊志委員長は11月28日の定例会見で、敷地内にあるものは乾式キャスクでの貯蔵を望むとの認識を改めて示した。規制委は燃料プールからの移行を促すため、キャスクの耐震設計などの基準づくり進めているが、福井県内では「県外搬出が優先」として検討が進んでいない。


 乾式キャスクはプールで十分冷却された燃料を入れる頑丈な金属製容器で、空気冷却で保管する。東京電力福島第1原発事故時には、キャスクが津波に襲われたものの健全性に大きな問題はなかったことから、規制委は基準を示して審査を効率化させる方針。


 会見で更田氏は「サイト内で貯留されているケースでは、プールの貯蔵量が多くなるのなら乾式キャスクでの貯蔵を望みたい」と答えた。


 四国電力伊方原発(愛媛県)では乾式貯蔵施設の設置が規制委に申請されており、九州電力玄海原発(佐賀県)でも検討が進むなど、国内で稼働した関西電力以外の原発では敷地内での乾式貯蔵に傾いている。一方、福井県は「発電は引き受けたが、ごみは引き受けていない」として、県外搬出を要求。施設立地地点の特定が優先されており、敷地内の乾式貯蔵は議論の俎上(そじょう)に載っていない。


 関電によると、再稼働した高浜、大飯4基プールの利用率は70~75%程度と、6~7年程度で満杯になる計算となっている。関電は2030年の稼働を目指して県外に中間貯蔵施設を造る計画を進めている。



基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース