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もんじゅ燃料とナトリウム 「仏で将来 管理共有も」 敦賀・国際シンポ機関担当者語る

  • 2018年11月23日
  • 11:03
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国内外の廃炉の取り組みについて講演などがあった「つるが国際シンポジウム」=11月22日、福井県敦賀市の若狭湾エネルギー研究センター
国内外の廃炉の取り組みについて講演などがあった「つるが国際シンポジウム」=11月22日、福井県敦賀市の若狭湾エネルギー研究センター

 原発の廃炉に関する国内外の取り組みをテーマにした文部科学省主催の「つるが国際シンポジウム」が11月22日、福井県敦賀市の若狭湾エネルギー研究センターで始まった。フランス政府機関の担当者は講演で、同国の高速増殖原型炉フェニックスの廃炉状況を紹介し「もんじゅと類似点は多く、使用済み燃料とナトリウムの管理施設を将来共有しようという研究に関心を持っている」と言及。将来、同国で高速増殖原型炉もんじゅの燃料などの管理も考えられるとの私見を示した。


 もんじゅの燃料の県外搬出先と、冷却材ナトリウムの処理方法はまだ決まっておらず、日本原子力研究開発機構は2022年末までの燃料取り出し期間内に計画を示す方針。フランス担当者の発言について、原子力機構は「管理施設の共有などを協議している事実はない」としている。


 講演したのは、フランス原子力・代替エネルギー庁廃止措置本部国際協力連携課のクリスティーヌ・ジョルジュ課長。フェニックスは16年に廃炉の許認可を得て、使用済み燃料の取り出しやナトリウムの抜き取り作業を行っていると説明。設備内に残ったナトリウムを全て取り除くことが課題と指摘した。


 ジョルジュ課長は講演後、福井新聞の取材に対し「もんじゅとフェニックスは同じ問題を抱えており、管理施設の共有は私の望む案。もんじゅの燃料はフランスでの再処理も考えられる」と話した。


 シンポジウムは、もんじゅの廃炉を巡り、政府が引き続き敦賀エリアを原子力人材育成の中核的拠点に位置付けたことに伴う取り組みの一環。電力事業者や大学関係者ら約180人が参加し、県内学生らが将来の廃炉作業を語るパネル討論もあった。23日は廃炉と地域振興がテーマで、一般も無料参加できる。



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