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小浜・GI登録の伝統野菜 谷田部ねぎ甘みよし 生育遅れもサイズ上々出荷始まる

  • 2018年11月9日
  • 09:07
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自慢の谷田部ねぎの収穫・出荷作業に励む渋谷さん親子=福井県小浜市谷田部
自慢の谷田部ねぎの収穫・出荷作業に励む渋谷さん親子=福井県小浜市谷田部

 農林水産省の地理的表示保護制度(GI)に登録されている福井県小浜市谷田部の伝統野菜「谷田部ねぎ」の出荷が始まった。猛暑や台風の影響で、例年より約1カ月遅れながらも上々の出来。白根が釣り針形に曲がって甘みたっぷりの自慢のネギを、地元農家が連日収穫に励んでいる。


 地元の14戸でつくる「谷田部ねぎ生産組合」が、計約1・5ヘクタールの畑で栽培し毎年約3トンを生産している。2016年9月にGI登録された。


 今年は猛暑と台風、長雨に見舞われ生育過程に遅れが出た。例年は9月に種をまき翌年3、8月の2度にわたって別の畑に植え替え、10月上旬から出荷が始まるが、今年は2度目の植え替えを9月初旬に遅らせる農家もあり、出荷開始は今月初旬にずれこんだ。


 組合員の渋谷節子さん(67)は「特に水やりや草取りなどの手間がかかった」と言いつつ、例年並みの立派なサイズに育ったネギに満足している様子。代々伝わる農法を守ってきた実母の喜久江さん(88)は「今年も上等の出来になった」。余分な葉を取り除いて洗い、一本一本丁寧に出荷作業に精を出している。


 2度目の植え替えでは、あえて斜めに植えることで根元の白い部分が釣り針形に曲がり、独特のうまみや甘みが増すのが谷田部ねぎの特徴。1年以上、手間暇かけて70~80センチに育ったネギを手に、節子さんは「寒くなると、ますますおいしくなる。すき焼きや鍋、サバぬたにたっぷり入れて味わってほしい」と笑顔を見せていた。


 出荷作業は来年3月末ごろまで。池田良光組合長(61)は「『出荷はまだか』という問い合わせが相次いでいたが、生育が追いついてきて、これからの旬に間に合ってよかった。若狭をはじめ京都方面にもブランドを浸透させていきたい」と話している。



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