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もんじゅ廃炉のヒントなるか、英の先行事例とは 冷却材ナトリウムの無害化など

  • 2018年11月8日
  • 10:20
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英国の高速炉の廃炉を担当する企業や政府機関の関係者らと原子力機構との意見交換=11月7日、福井県敦賀市の同機構敦賀事業本部
英国の高速炉の廃炉を担当する企業や政府機関の関係者らと原子力機構との意見交換=11月7日、福井県敦賀市の同機構敦賀事業本部

 高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉作業に役立てようと、日本原子力研究開発機構は11月7日、英国の高速炉の廃炉作業を担当する企業や政府機関の関係者らを敦賀市に招き、意見交換した。冷却材ナトリウムの処理方法や組織体制、計画管理などについて先行事例を学んだ。


 英国では、同国北部のドーンレイにあるナトリウム冷却高速炉2基の廃炉作業が進み、実験炉が2025年、原型炉が26年に完了予定。原型炉は燃料取り出しを既に終え、冷却材ナトリウムも化学処理で無害化させ、塩にして北海に放出したという。


 意見交換は、機構がもんじゅの廃炉移行などを受けて9月、英国原子力廃止措置機関(NDA)との協力協定を改定したことに基づくもの。英国からはNDA職員や、ドーンレイの廃炉管理会社、廃炉作業担当の企業3社の幹部ら15人が訪れ、機構の敦賀事業本部で話し合った。


 機構の伊藤肇理事は「英国の知見や経験は、今後のもんじゅの廃炉作業を進めていくために非常に有益なもの」とあいさつ。英国側を代表して在日英国大使館のキース・フランクリン原子力担当一等書記官は「廃炉作業は面白く、やりがいのある作業。英国では地域経済の発展も手助けしている」と紹介し、ドーンレイの経験を伝えると強調した。8日は、もんじゅを視察する。


 もんじゅは燃料取り出しの作業中で、放射能を帯びていない2次系ナトリウムの抜き取り作業を今月中に始める方針。



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