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MOX燃料工場の建設中止 米南部、遅れと費用増で

  • 2018年10月24日
  • 08:17
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 米エネルギー省は10月22日までに、南部サウスカロライナ州のサバンナリバー核施設で進めていた、原発用のプルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料を製造する工場の建設中止を決めた。建設が遅れ費用がかさんだためで、同省の核安全保障局(NNSA)は10日付で、建設の事業者に契約の終了を通告した。


 工場は2000年の米ロによる戦略核兵器の一部削減合意に基づき、不要になった核兵器のプルトニウムをMOX燃料に加工する計画だった。だが建設は遅れ、試算では完成時期は想定より30年以上先の48年に延びた。費用も少なくとも170億ドル(約1兆9千億円)と、当初計画を大幅に超えることが判明。連邦政府は取りやめを決めた。


 雇用確保のため事業の継続を求める地元サウスカロライナ州と訴訟に発展したが、今月9日リッチモンド連邦高裁が中止を認めた。NNSAは「雇用や経済への悪影響を最小限にとどめるように協力する」としている。不要なプルトニウムは、化学物質で希釈してニューメキシコ州の地下に保管することが検討されている。



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