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病気の子どもに私の髪を役立てて 福井の女子児童、かつら用に寄贈

  • 2015年9月24日
  • 14:19
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「自分の髪が役に立ててうれしい」と話す宮内さん(手前)=23日、福井市久喜津町のディルガワッセ店
「自分の髪が役に立ててうれしい」と話す宮内さん(手前)=23日、福井市久喜津町のディルガワッセ店

 病気などで髪を失った子どもたちに医療用かつらを贈る活動に参加している福井市内の美容室で23日、同市の女子児童がロングヘアをばっさりカットしてかつら用に提供した。女子児童は「髪が抜けて悲しんでいる子が、おしゃれをしたり、生活に役立てばうれしい」と話している。

 髪を提供したのは福井大附属小6年の宮内萌子さん(11)。「髪の毛の寄付」を意味する「ヘアドネーション」という取り組みで、NPO法人JHDAC(ジャーダック、大阪市)が、子どもの医療用かつらが手に入りにくい状況を改善しようと2008年に始めた。萌子さんは昨年8月、岐阜県内に住む祖母・一子さん(67)から聞いて、活動を知った。学校行事で他校の児童と交流した際にも髪を失った子を目の当たりにして、提供の思いを強くしたという。

 今月初め、運動会を前に髪を切ろうと思い、父・和樹さん(43)に、必要な髪の長さや、活動に参加する福井市内の店舗を調べてもらった。この日、同市久喜津町のディルガワッセ店で約60センチまで伸びた髪から寄付に必要な31センチ分をカット。短くなった姿を鏡で見て「ちょっとびっくりしたけど、喜んでくれる人がいるから」と笑顔をみせていた。

 同店では昨年10月から約30人が活動に賛同して髪を提供しているが、小学生は珍しいという。カットを担当した樫尾弘幸さん(27)は「取り組みを通じて困っている子どもたちが笑顔になってほしい。お客さんにとっても、髪を切って“新しい私”に変わるきっかけになれば」と話している。


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