福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

堪忍袋に不満吐き出し、心平静に 鯖江・盛隆寺、来月法要で配布

  • 2015年9月24日
  • 11:29
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア0
  • 0
色とりどりの帯生地で作られた堪忍袋=福井県鯖江市小泉町の盛隆寺
色とりどりの帯生地で作られた堪忍袋=福井県鯖江市小泉町の盛隆寺

 ストレスや鬱憤(うっぷん)をため込まず現代社会を明るく生きてもらおうと、福井県鯖江市小泉町の盛隆寺が、不満を入れる「堪忍袋」を千袋作った。同寺の檀家(だんか)と住職が福井新聞の記事からひらめいたもので、10月4日に同寺で行われる「九月講大法要」で参詣者に配る。堀智泰住職(68)は「持ち歩いて心の平静を保つのに役立ててもらえれば」と効果に期待を寄せる。

 きっかけは、3月19日付の「越山若水」。けんかばかりしている夫婦が堪忍袋に不満を吐き出して円満になる落語を通じて、怒りを抑える「アンガーマネジメント」を紹介した。

 堀住職と檀家が集まった際、この記事が話題になった。同じ時期、丹南地域の法華宗10カ寺が毎年持ち回りで行う「九月講大法要」がことし同寺に回ってきており、参詣者に配る記念品を考えていた。

 檀家代表の秋澤敬徳さん(72)=小泉町=は「現代は怒りや不満の行き場がなく心がすさみがち。堪忍袋があれば明るく優しい心で過ごせる」と選んだ理由を語る。

 袋は坂井市の縫製会社に製作を依頼。色とりどりの帯生地を使い、持ち歩けるよう縦横各約10センチの巾着にした。表は「堪忍袋」、裏には「御守」と金糸で刺しゅうを施し、中に法華経の世界を表現した「法華曼陀羅(まんだら)」を焼き印した木片を入れた。

 16日は町内の檀家13人が同寺で、袋をひとつずつ箱に詰め丁寧にのしをつけていった。堀住職は「つらい思いは袋に吐き出して心安らかな日々を送ってほしい」と話していた。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース