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研究原子炉が事実上合格 原子力規制委、JRR3運転再開審査

  • 2018年10月11日
  • 07:31
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日本原子力研究開発機構の研究用原子炉「JRR3」(同機構提供)
日本原子力研究開発機構の研究用原子炉「JRR3」(同機構提供)

 原子力規制委員会は10月10日の定例会合で、日本原子力研究開発機構が研究用原子炉「JRR3」(茨城県東海村)の審査で示した安全対策の内容をまとめた「審査書案」を了承した。これにより、運転再開の審査に事実上、合格した。JRR3は国産初の研究炉として建設され、その後、改造。タンパク質の構造解析などを行う。


 文部科学相と国の原子力委員会に意見を聞き、問題がなければ正式決定する。機構は2020年10月末の運転再開を目指している。


 規制委は9月5日の会合で審査書案を了承する見通しだったが、地震対策や事故の想定に関する内容が具体性に欠けるとして判断を見送っていた。


 10日の会合では、特別な耐震化が必要ないとしていた施設も補強することや、事故で原子炉を自動停止する機能が失われた場合の手動での対応手順などが追加された審査書案が示され、妥当と判断した。


 JRR3は設計段階から建設まで国内技術を使った研究炉で、1962年、核分裂が連鎖的に起きる臨界に初めて達した。その後、原子炉本体を交換し、現在のJRR3は90年に臨界に達した。発電施設はなく、東日本大震災当時は定期検査で停止していた。


 機構の研究炉などでは、原子炉安全性研究炉(NSRR)と定常臨界実験装置(STACY)が審査に正式合格している。



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