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伊方原発3号機、再稼働認める 広島高裁、運転差し止め取り消し

  • 2018年9月25日
  • 13:56
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四国電力伊方原発3号機の運転差し止め仮処分異議審で運転再開が認められ、垂れ幕を掲げる住民側=9月25日午後1時34分、広島高裁前
四国電力伊方原発3号機の運転差し止め仮処分異議審で運転再開が認められ、垂れ幕を掲げる住民側=9月25日午後1時34分、広島高裁前

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を差し止めた広島高裁の仮処分決定を不服とした四国電力の申し立てによる異議審で、同高裁(三木昌之裁判長)は9月25日、異議を認め、再稼働を容認する決定を出した。


 昨年12月の決定は、東京電力福島第1原発事故後、高裁段階で初めて原発の運転を禁じた司法判断だった。運転禁止期限は今月30日までで、法的には10月1日から運転可能な状態となっていた。


 昨年12月の即時抗告審決定は、約130キロ離れた熊本県・阿蘇カルデラで、大規模な「破局的噴火」が起きた際、火砕流が原発敷地内に到達する可能性を指摘。四国電の火山リスクの想定は過小と判断した。一方、広島地裁で係争中の差し止め訴訟で仮処分と異なる結論が出る可能性を考慮し、効力に期限を設けた。


 四国電は異議審で「大規模噴火が運転期間中に起きる可能性は低い」と主張。地盤調査を踏まえた地震対策も実施し、3号機の安全性に問題はないとしている。


 仮処分を申し立てた住民側は四国電の噴火や地震のリスク評価は不十分で、再稼働は「事故の危険性が高く、不合理」と訴えていた。


 伊方3号機に対する同様の仮処分は、高松高裁や山口地裁岩国支部、大分地裁でも係争中。大分地裁は28日に決定を出す。



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