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福島第1原発事故を「他山の石に」 福井県内反対派が批判

  • 2011年3月13日
  • 14:01
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 2011年3月12日起きた福島第1原発1号機の炉心溶融、原子炉建屋の爆発について、原発反対福井県民会議代表委員の吉村清さん(85)=敦賀市=は「原発の安全性が根本から問われる事態になった」と指摘。「石橋をたたいて渡るような慎重さが東電に足らず、それが今回の事態を招いた」と批判した。

 15基の原発が集中する本県の嶺南について「関西電力や日本原電、日本原子力研究開発機構は他山の石とすべきだ。県内全ての原発を止め、安全性確認のための総点検を行わなければならない」と話した。

 同会議代表委員で明通寺住職中嶌哲演さん(69)=小浜市=は「『想定外のことが起こり得ることを想定した認識と対策が必要』と、私たちは常々言い続けてきた。電力事業者らに全く本気にしてもらえなかったことが無念、残念でならない」と声を落とした。

 骨組みだけになった原子炉建屋について「建屋内で蒸気爆発が起こったのではないか」とみる。各地で地震が連動的に起こっている状況を踏まえ「明日若狭に起こってもおかしくない」と警鐘を鳴らした。

 さらに「電力事業者のみの責任をうんぬんしている時期ではない。大都市の豊かな生活と引き換えに福島や若狭に危険なものを押しつける、原発を甘受するだけでなく新幹線の取引材料にするといった原発行政の在り方など『原子力必要神話』を国民全体で真剣に見直す必要がある」と訴えた。

 同会議事務局長の小木曽美和子さん(75)=福井市=は原発緊急時の三つの大原則のうち「冷やす」「閉じこめる」が崩れた重大な事態とした。「日本列島はいつ、どこで大地震が起きてもおかしくない。全原発の安全性を見直すべきだ」と訴えた。炉心溶融事故は国内で起こり得ないとしていた国や電力会社に対し「安全への姿勢が決定的に欠けていることが明らかになった」と強く批判した。


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