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福島第1原発の排気筒撤去へ試験 専用装置など動作確認

  • 2018年9月16日
  • 10:36
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福島第1原発1、2号機共用の排気筒解体に向けた装置の実証試験の様子=8月28日、福島県広野町(東京電力提供)
福島第1原発1、2号機共用の排気筒解体に向けた装置の実証試験の様子=8月28日、福島県広野町(東京電力提供)

 東京電力は、支柱に破断が見つかり大きな地震で倒れる懸念がある福島第1原発1、2号機共用の排気筒(高さ約120メートル)の一部撤去に向けて、解体用装置の動作や遠隔操作に使うカメラの位置を確認する実証試験をこのほど開始した。試験の結果を踏まえ作業の手順書を作り、2019年3月以降に本格的な工事に入る。1年程度で撤去作業を完了する計画だ。


 11年3月の第1原発事故の際、1、2号機の近くにある煙突状の排気筒は、原子炉格納容器の圧力を下げるため、放射性物質を含んだ蒸気を外部に排出するベントに使用。その後、支柱の一部で破断が見つかり、東電は倒壊の懸念もあるとして早期の撤去を目指している。


 実証試験は8月28日から福島県広野町にある解体工事の元請け会社の事業所で開始。大型クレーンに取り付ける切断機を備えたアーム型ロボット装置などの動作や遠隔操作に必要なカメラの位置の確認に加え、作業員の訓練も行う。10月から作業の手順書を作成したり、トラブルが起きた際の対応を検証したりする。


 排気筒は、地上約60メートルから上の部分を解体する計画。専用の装置で排気筒を固定した上で、上部から輪切り状に切断し、2号機西側の仮置き場に下ろす。その後、細断して放射線量に応じ一時保管場所に輸送する。



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