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柳美里さん台本で高校生熱演、被災体験も盛り込む 福島で演劇上演

  • 2018年9月16日
  • 10:36
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作家柳美里さんの自宅で、稽古する福島県立ふたば未来学園高の演劇部の生徒たち=9月14日午後、福島県南相馬市(演劇ユニット「青春五月党」提供)
作家柳美里さんの自宅で、稽古する福島県立ふたば未来学園高の演劇部の生徒たち=9月14日午後、福島県南相馬市(演劇ユニット「青春五月党」提供)

 東日本大震災からの復興を担う人材育成を目指す福島県立ふたば未来学園高の演劇部が、同県南相馬市に移住した作家柳美里さん(50)の台本で、劇を上演した。柳さんの指導の下、7月末から稽古を積んできた。


 高校の教室を舞台に、一人の少女が謎の死を遂げるストーリー。柳さんが書いた戯曲を基に、被災した生徒たちの体験を盛り込み「3月11日は何をしていたか」「津波で普段は青い海が赤黒くなっていた」などと回想するシーンもあった。


 柳さん宅の倉庫を改装したイベントスペースには県内外から約80人が訪れ満席となった。同校の教員小樽ももこさん(29)は「メッセージが難しかったが、最後に生徒の達成感あふれる表情を見て泣きそうになった」と話した。


 上演後、柳さんは「生徒とアイデアをやりとりしながらやってきた。生と死、日常と非日常を行ったり来たりする『揺らぎ』を表現できたのではないか」と満足そうだった。


 柳さんは2012年、南相馬市の臨時災害FMへの出演を始め、15年に神奈川県鎌倉市から家族と移住。東京電力福島第1原発で一時避難区域となった南相馬市小高区に開いた書店に、部員が訪れたことがきっかけで上演が決まった。



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