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漆デザイン、福井県鯖江で初コンペ 藤本さん(大阪)大賞 

  • 2015年9月22日
  • 12:25
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大賞を受賞した「○□glass」のデザイン
大賞を受賞した「○□glass」のデザイン

 国内外から漆塗りの作品のデザインを募集する「鯖江うるしアワード2015」の入賞作品発表・授賞式が20日、福井県鯖江市うるしの里会館で開かれ、大賞に藤本慎吾さん(大阪府)の「○□glass(マルカクグラス)」が輝いた。入賞作品の一部は実物を作って国内外でアピールするほか、商品化の道を探る。

 市と越前漆器協同組合、慶応大大学院メディアデザイン研究科が協働で行っている、漆の海外展開の一環で初めて行った。

 牧野百男市長と土田直理事長、岸博幸教授ら6人が審査。国内外から147点の応募があり、一般投票の賞も含めて8点の入賞作品を決めた。

 大賞は、ガラスの直方体におわんの形を彫り込み、漆を塗ったグラス。古典的なおわんのデザインとガラスという新素材の組み合わせが評価された。藤本さんは「おわんなど丸物中心だった産地に箱などの角物が加わってきたという越前漆器の歴史を盛り込みたかった」と説明した。

 他にも、漆塗りのサーフボード、茶器の棗(なつめ)を模したタンブラー、電子回路を埋め込んだ漆など多彩な作品が入賞。牧野市長は「応募が多くて驚いた。受賞者がデザインを職人らにどんどんぶつけて変化させていってもらえれば売れる商品化につながる」と期待した。

 作品は3Dプリンターなどを使って実物を作り、新たに作る海外向けホームページや、海外の店舗に置いてPRする。

 審査員6人のトークセッションも行われ、ウェブマガジン編集長、デザイナー、クラウドファンディングサービス運営者など、それぞれの立場から鯖江と越前漆器産地の活性化について議論した。

 大賞以外の入賞者は次の皆さん。

 ▽プロダクト部門最優秀賞 「なつめタンブラー」いわいともひさ(岐阜県)▽デザイン部門最優秀賞 「Urushi surfboard」クリストフ・マサーク(オーストリア)▽同優秀賞 「漆×糸『URUSHIITO』」山口幸宏(東京都)▽新技術アイデア部門最優秀賞 「漆+“触って嬉しいインタラクティブ漆”」橋本悠希(茨城県)▽会場投票一般部門賞 「夕影―YUUKAGE―」QUZY GOZY(東京都)▽同主催者賞 「kasane」神原萌(東京都)▽Makuake賞 「河和田地酒」河和田地酒プロジェクト(福井県)


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