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被ばく医療 手順確認 県立病院 原発事故想定し訓練

  • 2018年9月9日
  • 09:24
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患者役の除染にあたる医師ら=9月8日、福井県福井市の県立病院
患者役の除染にあたる医師ら=9月8日、福井県福井市の県立病院

 原発事故を想定した緊急被ばく医療の訓練が9月8日、福井県福井市の県立病院で行われ、除染や初期治療の手順を確認した。


 訓練は2002年度から行っており、今回で14回目。滋賀県北部の地震で県内原発で事故が起き、放射線管理区域内の高所から転落したり、転倒したりして負傷した作業員2人を受け入れる想定で実施した。見学も含め、医師や看護師ら約50人が参加した。


 患者役の職員はストレッチャーで被ばく医療を行う緊急時医療対策施設に運び込まれた。床や壁などがシートで覆われた処置室では、防護服やゴーグル、マスクを着用した医師らが患者の放射線量を測りながら、傷口を丁寧に洗い流して除染した。


 初めて訓練に参加した秦龍彦医師(28)は「ごわごわした防護服のせいで普段通りの診療が難しいと感じた。診療に加え、放射性物質の汚染拡大防止も意識しないといけない大変さがある。診療の流れを実際に確認できてよかった」と訓練を振り返った。


 東京電力福島第1原発事故後、現地の医療拠点で作業員らの治療にあたった救命救急センターの前田重信医師(49)は「毎年訓練を継続し、若い医師らに必要な知識、技術を伝えていきたい」と話していた。(宇野和宏)



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