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大間原発、3度目の運転延期 安全対策工事開始の遅れで

  • 2018年9月5日
  • 10:00
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青森県大間町に建設中の大間原発(手前)=3月
青森県大間町に建設中の大間原発(手前)=3月

 電源開発(Jパワー)は9月4日、青森県大間町で建設中の大間原発について、安全対策工事の開始時期が約2年遅れて2020年後半になると県、大間町などにそれぞれ伝えた。原子力規制委員会による新規制基準への適合性審査が長引いており、延期は3回目。運転開始も約2年遅れて26年度ごろになるとしている。


 大間原発は全炉心でプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使う世界初の商業用原子炉。完成が遅れれば、使用済み燃料を再処理して活用し、プルトニウムを減らす国の核燃料サイクル政策の見通しがさらに狂う。


 世耕弘成経済産業相は4日の記者会見で「電源開発にはスケジュールありきではなく安全最優先で、審査に適切に対応してもらいたい」と述べた。


 同社が14年12月に申請した大間原発の審査では、地震や津波の想定に関する議論が続き、施設の安全対策の確認作業が控える。同社は審査合格まで約2年かかるとみて工事延期を表明した。同原発の建設は08年に始まったが、東京電力福島第1原発事故の直後から進捗(しんちょく)率は37・6%にとどまる。同社は原子炉建設などの工事に5年、試運転に1年を見込み、26年度ごろの運転開始を目指す。


 この日、大間町議会で電源開発の説明を聞いた金沢満春町長は「またもや延期かという思いだ。審査を速やかにクリアし、地域経済の活性化を進めてほしい」と注文。青森県庁を訪れた同社の浦島彰人副社長は「早期の許認可取得に向け最大限努力する」と述べた。


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